公益社団法人日本超音波医学会|The Japan Society of Ultrasonics in Medicine

超音波専門医制度委員会

日本超音波医学会認定超音波専門医認定試験
【申請書類作成要領】

超音波専門医認定試験の受験申請書類は、この作成要領に従って必要書類(以下3~11)を作成・用意してください。また、認定超音波専門医制度規則などの参考資料をご参照ください。

  1. 申請書類の作成
  2. 試験問題構成
  3. 専門医認定試験受験申請書(様式1の1および様式1の2)
  4. 指定施設研修修了証(様式2)
  5. 指導医の意見書(様式3)
  6. 業績表(様式4)
  7. 超音波診療実績(様式5の1および様式5の2)
  8. 受験票
  9. 返信用封筒
  10. 受験申請書類受領用はがき
  11. 在籍証明書と医師免許証
  12. 申請書類提出時の並べ順
  13. その他
1.申請書類の作成 申請書類(様式1〜5)の見本および申請書類(様式1~5)は、本会ウェブサイトより2023年12月15日(金)からダウンロード可能です。
※現在、前回(第33回)試験の申請書類作成『見本』のみ、参考として閲覧可能です。第34回試験の申請書類のダウンロードは、上記日付から出来るようになります。
  • 入力または楷書で明瞭に記入してください。
  • 様式2などが不足する場合は、適宜コピーをとってください。
  • 年号はすべて西暦で記入してください。
  • 様式1の2、様式2、様式3、様式5の2の署名欄には、自著のサイン(タイプ不可)が必須となります。
2.試験問題構成

超音波専門医認定試験は、別表の構成で実施します。

超音波専門医は領域別に認定するものではありませんが、受験の便を図るため受験コースを設けています。別表の記号(A~K)を受験申請書(様式1の1)の受験コース欄に記入してください。

3.専門医認定試験受験申請書(様式1の1および様式1の2) 様式1の1および様式1の2の見本を参考に作成してください。写真は、最近6ヵ月以内に撮影したカラーの顔写真(横3 ㎝ × 縦4 ㎝)を貼付してください。受験票にも同一の写真を使用するため、計2枚必要となります。
注意:スナップ写真などで本人確認が困難なものは、写真の差替えが必要となります。試験当日の容貌が貼付写真とあまりにも異なる場合は、試験時間内に身分証明書の提示を求めることがあります。
4.指定施設研修修了証(様式2) 指定施設研修修了証は、本会が指定する超音波専門医研修施設(以下「研修施設」)、超音波専門医研修基幹施設(以下「基幹施設」)又は超音波専門医研修連携施設(以下「連携施設」)での臨床研修実績(初期研修期間以外で通算期間3年以上・超音波診療500例以上)を証明するものです。研修指導医(超音波指導医)*および所属長(病院長でなく科長・部長で結構です)より証明(署名)を得てください。
* 連携施設の場合、研修指導医は超音波専門医となります。
【重要(必読)】 ※本会が研修施設、基幹施設又は連携施設に指定している期間内に当該施設で研修していれば、その期間を研修期間にカウントすることができます。しかし、本会が研修施設、基幹施設又は連携施設に指定していない期間に当該施設で研修していても研修期間としてカウントすることはできません。
注1 研修期間(通算3年)は、本会会員となる以前からカウントすることができます。ただし、研修期間の中に、初期研修期間を含めることはできません。 注2 研修期間(通算3年)が複数の研修施設、基幹施設又は連携施設にわたる場合、それぞれの施設の指定施設研修修了証を提出してください。ただし、1つの施設で通算3年の研修期間を満たせている場合は、当該施設の指定施設研修修了証の提出のみで結構です。 注3 研修指導医(超音波指導医)*と所属長**が同一の場合であっても、研修指導医欄および所属長欄の各々に証明(署名)を得てください。 注4 過去に在籍していた研修施設、基幹施設又は連携施設が現在も継続して研修施設、基幹施設又は連携施設である場合、現在在籍している研修指導医(超音波指導医)より証明(署名)を得てください。 注5 過去に在籍していた研修施設、基幹施設又は連携施設が現在は研修施設、基幹施設又は連携施設でない場合、研修指導医(超音波指導医)*の証明は不要ですが、所属長**の証明(署名)は必須です。必ず所属長**より証明を得てください。 注6 常勤専門医2名以上の在籍により研修施設、基幹施設として指定されている施設の場合、その専門医1名の証明(署名)で可とします。 注7 常勤専門医1名以上および常勤指導検査士1名以上の在籍により研修施設として指定されている施設の場合、その専門医1名の証明(署名)で可とします。 注8 常勤又は非常勤の専門医1名以上の在籍により連携施設として指定されている施設の場合、当該専門医1名の証明(署名)で可とします。

* 連携施設の場合、研修指導医は超音波専門医となります。

** 病院長でなく科長・部長で結構です。

5.指導医の意見書(様式3)

研修期間中に指導を受けた超音波指導医から証明(署名)を得てください。
研修期間中に指導を受けた超音波指導医が受験申請時にいない場合、本会認定の超音波指導医に受験申請者ご自身で依頼し証明(署名)を得てください。
超音波指導医の領域と自身の受験コースの領域が同一である必要はありません。

※当意見書の提出は必須です。 ※当意見書は1部提出で結構です。 ※研修施設、基幹施設の指定を常勤専門医2名以上の在籍により認められている施設の場合、その専門医2名から証明(署名)を得てください。 ※研修施設の指定を常勤専門医1名以上および常勤指導検査士1名以上の在籍により認められている施設の場合、その専門医1名および指導検査士1名から証明(署名)を得てください。 連携施設での研修の場合、基幹施設に在籍している超音波指導医から証明(署名)を得てください。なお、基幹施設の指定を常勤専門医2名以上の在籍により認められている施設の場合、その専門医2名から証明(署名)を得てください。
6.業績表(様式4) 以下の学会発表又は学術論文のいずれかの業績を有すること。
様式4に必要事項を記入し、業績を証明する抄録や論文の写しを提出してください。

学会発表:  本会学術集会において筆頭者として1回以上の発表実績を有すること。あるいは、本会地方会学術集会において筆頭者として2回以上の発表実績を有すること(ただし、内容が重複していないこと)。 学術論文:  本会が発行している和文誌「超音波医学」又は英文誌「Journal of Medical Ultrasonics」に、筆頭者又はcorresponding author として、論文1編以上の掲載実績を有すること。なお、論文の種類は問わない(Letter to the Editor や依頼原稿(総説・特集・解説等)も含む)。

Corresponding authorの業績について
※本会入会以前の業績も提出可能です。

※本試験では、2024年3月31日までに、「本会学術集会・本会地方会学術集会にて発表済みの発表実績」又は「公開済み(オンラインファースト含む)の論文」について、提出可能です。
業績は、本会ウェブサイトの「電子ジャーナルページ」からダウンロードできます(本会会員のみ)

本会ウェブサイトの「電子ジャーナルページ」をご利用いただくことで、業績を収集することができます。

>> ページ紹介
会員番号とパスワードでログインしてください。

学術論文の場合:

和文誌「超音波医学」または英文誌「Journal of Medical Ultrasonic」の論文1ページ目のみご提出ください。

重要:「著者氏名(申請者氏名)」に必ずマーカーを付してください。

演題発表(抄録)の場合: 1)学術集会の場合  抄録が掲載されているページのみご提出ください。
重要:「著者氏名(申請者氏名)」に必ずマーカーを付してください。

2)地方会学術集会の場合  以下のいずれかでご提出ください。
A. 電子ジャーナルページから業績をプリントアウトされる方
・地方会学術集会抄録の1ページ目 + 抄録が掲載されているページ
B. 会場等で配布された地方会学術集会抄録集をコピーされる方、又は地方会学術集会のウェブサイトから抄録をダウンロードされている方 ・地方会学術集会抄録集の表紙 + 演題タイトル・発表者氏名が掲載されているプログラムページ + 抄録が掲載されているページ 重要:A・B共に、「著者氏名(申請者氏名)」に必ずマーカーを付してください。
学術論文と演題発表(抄録)の共通事項 ※A4サイズで提出(拡大など不要)してください。 ※様式4の「番号」を、業績の上部に記載し、番号を合致させてください。 ※震災など自然災害のため開催が中止になった学術集会・地方会学術集会の発表については、抄録集および採択が証明できる書類を提出していただければ業績に含めて構いません。
業績の差替え指示 業績は、本委員会にて適格と認められる必要があります。不適と判断された場合は、差替えの指示があります。
【Corresponding authorの業績について】

Corresponding authorは単なる共著者ではありません。

Corresponding authorは日本語では責任著者などと呼ばれます。

論文の著者が複数の場合、その中の一人の著者が原稿と出版プロセスにおけるジャーナルとのやり取りを行う責任者となる必要があります。

その著者は、当該研究に関して対外的にその責任者として連絡を受ける立場を担い、当該研究の発想、研究計画の作成、研究結果の解釈、論文執筆について、もっとも主体的にとりおこなった人がなることが原則であるとされています。雑誌の投稿規程の一例を以下に示します。

Identify one author as the corresponding author. This author will reply to questions, provide more information, and take responsibility for the integrity and accuracy of the entire study.

そして、画面右の「corresponding author 例」に示すように、各論文の中でcorresponding authorは特定され明記されています。

このように、論文の中でcorresponding authorとして申請者が特定されているもののみが、corresponding authorとしての業績と認定されます。

7.超音波診療実績(様式5の1および様式5の2)

各受験コースの作成要領に準じて作成してください。受験領域によって書式が異なります。

研修施設、基幹施設又は連携施設以外で経験した症例もレポートとして提出可能です。

ただし、症例レポート作成にあたり、自身が描出した超音波像の症例のみ提出可能です。他者が描出した超音波像の症例は提出できません。
超音波専門医認定試験委員会では「超音波用語が正しく使用されているか」、「レポートの記述内容が充実しているか」、を評価します。
超音波用語の確認・検索は、医用超音波用語集を用いてください。

20症例すべてに超音波指導医又は超音波専門医の証明(署名)が必要です。必須事項となります。

20症例は両面印刷し、ホチキス留めはしないでください。

※超音波診療実績(様式5の2)に署名した超音波指導医又は超音波専門医を、様式1の1の「直接教育・指導を受けた指導医および専門医」の欄に記入してください。
個人が特定できるような氏名、イニシャル、ID、生年月日、住所は記入しないでください。
本会が行っている資格認定試験は、一般社団法人日本医学会連合発表の『各学会活動における個人情報の取り扱いと配慮について』なる提言に基づき、厳正な対応をしているため、ご提出いただく「超音波診療実績(様式5の1・様式5の2)」における年齢、性別、検査年月日等の項目は、「個人情報保護法」に抵触しておりません。そのため、本認定試験における「超音波診療実績(様式5の1・様式5の2)」の項目は、変更いたしません。
参考: https://www.jmsf.or.jp/uploads/media/2020/02/20200212145757.pdf

2024年2月6日追記

8.受験票

受験票は事務局で作成し、6月中旬頃に郵送します。顔写真に関しては、上記「3.専門医認定試験受験申請書(様式1の1および様式1の2)」で詳細をご確認ください。 ※受験票用の顔写真の裏面にのみ、氏名を記入してください(ボールペンではなく、マーカー等での記入を推奨)。

9.返信用封筒

以下の形式の返信用封筒を、申請書類と併せて郵送してください。受験票および受験案内を郵送する際に使用します。
返信用封筒の形式:角2号サイズの封筒(A4用紙を折らずに封入できる封筒)に、140円切手を貼付のうえ、宛名を明記したもの。

10.受験申請書類受領用はがき

以下の『受験申請書類受領用はがき』に記載してある内容(はがきの裏面にあたる)を「郵便はがき」に印刷した後、はがきの表面に宛先(送付先住所・氏名)を、裏面に氏名を記入してください。必ず63円切手を貼付してください。
※「郵便はがき」に、受験申請書類受領用はがきを、切り貼りしていただいても結構です。

11.在籍証明書と医師免許証
  1. 会員歴が3年未満の本会正会員は、本会が指定する超音波関連学会・研究会の在籍証明書が必要です。
  2. 申請者の医師免許証の写し(A4サイズ)を必ず添付してください。医師免許証が再発行の場合、その裏面に記載の登録年月日の写しも添付してください。
12.申請書類提出時の並べ順

申請書類は、以下の順番に並べクリアファイルに入れて提出してください。

  1. 受験票用のカラー顔写真
  2. 受験申請書類受領用はがき
  3. 様式1の1
  4. 様式1の2
  5. 様式2
  6. 様式3
  7. 在籍証明書(会員歴が3年未満の本会正会員のみ要提出。本会の会員歴で受験可能な方は提出不要。)
  8. 医師免許証の写し
  9. 様式4
  10. 様式5の1
  11. 様式5の2
  12. 返信用封筒(角2号サイズ、140円切手貼付、宛名明記、のもの)
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また、上記とは別にカラーコピーの提出が必要な、10)様式5の111)様式5の2は、上記1)~12)とは別のクリアファイルに入れて提出してください。
カラーコピー一式
10)様式5の1
11)様式5の2

13.その他
  1. 本会年会費および受験料が未納の場合、受験資格は認められませんのでお忘れなくお振り込みください。
  2. 本認定試験の受験にあたり、不正行為に該当する行為があったと判断した場合、受験資格停止などの処分を行うことがあります。
  3. 提出された申請書類は、一定期間事務局にて保管した後、破棄します。

ご不明な点がございましたら、メールまたは書面にてお問い合わせください。

公益社団法人日本超音波医学会 認定超音波専門医制度委員会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-23-1 お茶の水センタービル6F
E-mail: soumu@jsum.or.jp / Fax: 03-5297-3744