平成22年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)の受賞について
本学会会員の椎名 毅氏(京都大学)と松村 剛氏、三竹 毅氏((株)日立メディコ)は、「超音波エラストグラフィの開発」において、平成22年度文部科学大臣表彰の科学技術賞(開発部門)を受賞されました。
文部科学大臣表彰の科学技術賞は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術水準の向上に寄与する目的で文部科学省が定めたもので、その中でも開発部門は、我国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った者を対象に贈られる賞です。
椎名氏らは、世界に先駆けて組織弾性の可視化による新しい画像診断装置「超音波エラストグラフィ」の実用化を達成した功績が評価されて、この度の受賞となりました。2010年4月13日に京王プラザホテル「エミネンスホール」にて授賞式が執り行われました。
また、この度の3名の会員の科学技術賞受賞は、本学会の栄誉であることから、その功績を讃え、第83回学術集会ファイヤーサイドトーク(懇親会)にて、椎名 毅氏、松村 剛氏、三竹 毅氏に、理事長賞が授与されることになりました。