Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.8(2022年)→1.9(2023年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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cover

1975 - Vol.2

Vol.2 No.02

Original Article(原著)

(0103 - 0107)

胆嚢造影陰性例の超音波診断

Ultrasonic diagnosis of nonvisualized gallbladder

高梨 利次1, 山崎 栄龍1, 冨田 健2

T TAKANASHI1, E YAMAZAKI1, K TOMITA2

1慶応がんセンター, 2慶応大学医学部外科

1Keio Cancer Detection Center, 2Department of Surgery,School of Medicine,Keio University

キーワード :

 超音波断層法による胆嚢疾患の形態変化の描写率をみるため,慶大外科で手術した74例の胆嚢造影陰性例に超音波検査を行なった。超音波胆嚢像と摘出胆嚢所見を分類し対比検討したが,その正診率は66.2%であった。
 超音波検査法は胆嚢造影陰性例に対する有力な検査法であり,また胆嚢の形態変化を良好に描写しうることがわかった。