田中 元直¹, 奥島 基良², 大槻 茂雄², 片倉 景義⁴, 寺沢 良夫¹, 仁田 桂子³, 柏木 誠³, 目黒 泰一郎³, 渡辺 恵³, 引地 久春³, 武田 久尚³, 今野 淳¹, 海老名 敏明³, 佐藤 裕⁵, 田辺 浩二⁵

Motonao TANAKA¹, Motoyoshi OKUJIMA², Shigeo OHTSUKI², Kageyoshi KATAKURA⁴, Yoshio TERASAWA¹, Keiko NITTA³, Makoto KASHIWAGI³, Taiichiro MEGURO³, Satoru WATANABE³, Hisaharu HIKICHI³, Hisanao TAKEDA³, Kiyoshi KONNO¹, Toshiaki EBINA³, Hiroshi SATO⁵, Kooji TANABE⁵

¹東北大学抗酸菌病研究所, ²東京工業大学精密工学研究所, ³仙台厚生病院, ⁴日立製作所中央研究所, ⁵日立メディコ

¹The Res. Inst. Tbc. Lepr. &Cane. Tohoku Univ., ²Tokyo Inst. Technol., ³Sendai Kosei Hosp., ⁴Hitachi Central Inst., ⁵Hitachi Medico Co

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　心臓大血管内の血流状況，血流速度および血流速度分布を全く非観血的に体外から測定するために，復調回路以降を40チャネルとしたＭ系列変調超音波ドプラ血流検出部，時間圧縮とヘテロダイン方式による実時間分析部および心拍同期部とカラー表示部からなる装置を試作した。この方法で心臓内９cm範囲の血流信号を同時に検出でき，心臓内の任意の場所における血流速度および任意の心時相における速度分布の測定が可能で臨床的有用性の高いことを示した。