英文誌(2004-)
Original Article(原著)
(0207 - 0214)
肝胆道系のエコーグラム(第1報) —リニア電子走査型超音波診断装置による—
Echogram of hepato-biliary system with electronic linear scanning(1st report).
竹原 靖明, 渡嘉敷 暁, 森田 健, 松田 昭夫
Yasuaki TAKEHARA, Satoru TOKASHIKI, Ken MORITA, Akio MATSUDA
関東中央病院
Kanto Chuo Hospital
キーワード :
表示像の緻密化,および解像力の向上をはかるため,微小角セクタおよび電子フォカスを付加したリニア電子走査型装置を用い,胆道系のエコーグラムについて検討した。
1)胆嚢についての検出率,検査所要時間,および胆嚢の検出範囲について追求し,本装置の有用性について述べた。
2)胆道系疾患を疑われた症例については,診断率を求め,誤診例を中心に読影上の問題点に触れた。