英文誌(2004-)
Original Article(原著)
(0004 - 0010)
肝胆道系のエコーグラム(第2報) —リニア電子走査型超音波診断装置による—
Echogram of hepato-biliary system with electronic linear scanings (2nd report).
竹原 靖明, 渡嘉敷 暁, 森田 健, 松田 昭夫
Yasuaki TAKEHARA, Satoru TOKASHIKI, Ken MORITA, Akio MATSUDA
関東中央病院
Kanto-chuo Hospital
キーワード :
最近約6カ月間に264例の肝エコーグラフィを実施した。このうち,正常肝218例では84%に肝内静脈系に由来する管状像が鮮明に認められ,その走行の状態,およびこれが2種類の表示パターンを示す理由について報告した。また,肝硬変16例については14例に肝内「管状像の消失」する現象が認められたことを報告し,合わせて「管状像の消失」を来たす因子について考察した。