英文誌(2004-)
Original Article(原著)
(0009 - 0014)
穿刺用探触子 (Ultrasonic Aspiration-Biopsy Transducer) の特性検討と臨床的応用
Ultrasonic Aspiration-Biopsy Transducer: An examination of quality and clinical application
澤村 良勝1, 田島 政晴1, 安藤 弘1, 高山 吉隆2
Yoshikatsu SAWAMURA1, Masaharu TAZIMA1, Ko ANDO1, Yoshitaka TAKAYAMA2
1東邦大学泌尿器科学教室, 2東邦大学病院超音波検査室
1Department of Urology, TOHO University, School of Medicine, 2Ultrasonic Laboratory, TOHO University Hospital
キーワード :
われわれは,数年前より穿刺用探触子(Ultrasonic Aspiration-Biopsy Transducer)を用いた超音波誘導下の臓器穿刺法を泌尿器科額域諸種疾患に応用し, とくに腎疾患においてその診断・治療上に有用であることを報告するとともに, この穿刺法の安全性と正確さを立証してきた。
今回は, われわれが使用している Centralhole 型探触子と Keyhole 型探触子の音響学的特性と穿刺針により生ずる針先端部エコーについての実験を行ない, 臨床応用への検討を加えた。