(会 告)
公益社団法人日本超音波医学会認定超音波専門医制度
第32回超音波専門医認定試験実施について
理事長 椎名 毅
認定超音波専門医制度委員会
委員長 北野 雅之
公益社団法人日本超音波医学会では、第32回(2022年度)超音波専門医認定試験を下記の要領で行います。
Ⅰ 受験資格
受験する方は、以下の条件をすべて満たしていることが必要です。
- 日本国の医師免許を有し、医師としての人格および見識を備えていること。
- 医師免許取得後5年以上の臨床経験を有すること。
- 申請時※1において、3年以上継続の本会正会員、シニア会員、名誉会員又は功労会員(期間中にここに掲げる一つの資格からここに掲げる他の資格に種別変更があった場合を含む)のいずれかであること(会員番号19610009~20190717)。
ただし、申請時において、3年未満の本会正会員、シニア会員、名誉会員又は功労会員でも、本会指定の超音波関連学会・研究会に2019年5月31日以前に入会した3年以上の継続会員であれば、同等の会員歴※2を持つものとみなす。※1 申請時(入会申請中の者を含む)に関しては、本年の試験では2022年5月31日を示します。
※2 会員歴に関しては、2019年5月31日以前に、本会もしくは関連学会・研究会に入会された方に受験資格がありますので、各自ご確認ください。
- 年度末(3月31日)において、本会の指定する超音波専門医研修施設(以下、研修施設)又は超音波専門医研修施設群(以下、研修施設群 / 研修施設群は、基幹施設と連携施設で構成される。連携施設のない基幹施設も認めている)において、「超音波専門医研修カリキュラム」に準じて、初期研修期間以外に通算3年間以上にわたり、超音波医学研修を行っていること。
また、常勤職員としての勤務形態ではないが、週1回以上、研修施設又は研修施設群において超音波検査に携わる場合、研修歴として認める。なお、基幹施設での勤務は義務としない。
研修施設又は研修施設群での研修歴は、本会会員となる以前からカウントすることができる。 ※本会が研修施設又は研修施設群に指定している期間内に当該施設で研修していれば、その期間を研修期間にカウントすることができます。しかし、本会が研修施設又は研修施設群として指定していない期間に当該施設で研修していても研修期間としてカウントすることはできません。 ※受験される方は、超音波専門医研修カリキュラム(第3版)をご覧下さい。 - 業績および臨床研修実績が、以下に定める基準に達していること。
-
業績:筆頭者として5篇以上の超音波医学に関する学会発表あるいは学術論文を有すること(注1)。本学会入会以前の業績も含む。ただし、本委員会が適格であると認めた学術集会、または学術誌に限る。
なお、以下(赤枠箇所)の学会発表又は学術論文のいずれかの業績を有している場合、5篇提出する必要はありません。「1篇」ないし「2篇(本会地方会学術集会での発表の場合)」の提出で結構です。学会発表: 本会学術集会において筆頭者として1回以上の発表実績を有すること。あるいは、本会地方会学術集会において筆頭者として2回以上の発表実績を有すること(ただし、内容が重複していないこと)。
学術論文: 本会が発行している和文誌「超音波医学」又は英文誌「Journal of Medical Ultrasonics」に、筆頭者又はcorresponding author として、論文1編以上の掲載実績を有すること。なお、論文の種類は問わない(Letter to the Editor や依頼原稿(総説・特集・解説等)も含む)。 - 臨床研修実績:指定超音波専門医研修施設又は研修施設群において、500例以上の超音波診療経験を有し、30例以上について手術・剖検・その他確定診断結果との対比検討を行っていること。
業績に関する詳細は、申請書類作成要領内の「6. 業績表(様式4)」にてご確認ください。
Ⅱ 受験申請書類
受験申請時に提出する書類は、次のとおりです。
また、受験申請書類の送付先は、下記の「Ⅵ 専門医制度および試験に関するお問い合わせ」に記載している『問い合わせ・郵送先』と同様です。
- 受験票用カラー写真(顔写真:横3㎝×縦4㎝)
- 受験申請書類受領用はがき
- 様式1の1(超音波専門医認定試験受験申請書)
- 様式1の2(勤務歴等一覧)
- 様式2(指定施設研修修了証)
- 様式3(指導医の意見書)
- 在籍証明書
※本会指定の「受験資格における超音波関連学会・研究会」の会員歴にて受験される方は提出必須 - 日本国医師免許証の写し(A4判に縮小コピー)
- 様式4(超音波医学に関する業績表)、および業績を証明する書類(別刷りないしコピー)
- 様式5の1(超音波医学診療実績1:超音波診療患者一覧表)
- 様式5の2(超音波医学診療実績2:超音波診断報告書抄録)
- 返信用封筒(角2号サイズ、140切手貼付、宛名明記のもの)
Ⅲ 受験申請方法および書類審査
- 申請書類
- 受験料
- 申請書類配布期間
- 申請書類受付期間
- 申請書類の受付 上記「4. 申請書類受付期間」の消印がある書類のみ受付けます。2022年4月1日以降(4月1日を含む)の消印がある書類は受付せずに、そのまま返却します。
- 受験料 受験料は、2022年3月31日(木)までに振込を完了してください。いったん振り込まれた受験料は返却しません。 ※申請書類提出時には、受験料の振込を完了していてください。
- 受験資格書類審査
受験申請書類は、以下のボタンよりダウンロードしてください。(2021年12月17日よりダウンロード開始)
※申請書類作成『見本』のみ、参考として閲覧可能です。申請書類のダウンロードは出来ません。
(2022年6月28日追記)
受験申請書類の送付先は、下記の「Ⅵ 専門医制度および試験に関するお問い合わせ」に記載している『問い合わせ・郵送先』と同様です。簡易書留もしくはレターパックプラスにて郵送してください。
※以下の形式の返信用封筒を、申請書類と併せて郵送してください。受験票および受験案内を郵送する際に使用します。
返信用封筒の形式:角2号サイズの封筒(A4用紙を折らずに封入できる封筒)に、140円切手を貼付のうえ、宛名を明記したもの。
振込先の情報を詳細にてご確認ください。 詳細
本書類審査に合格したものが筆記試験に臨めます。本書類審査での不合格もありえます。
Ⅳ 試験について
- 試験様式
筆記試験を行います。出題形式は、多肢選択・マークシート形式であり、選択問題(臨床各領域)および必須問題(超音波工学の基礎・臨床超音波の基礎)で構成されています。 - 試験日時
2022年7月17日(日)10:15受付開始(試験時間11:00~15:10) - 試験会場
パシフィコ横浜 アネックスホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) - 試験準備
「専門医認定試験問題集(第6版)」(8,800円税込)が、2017年4月に発行されています。本会ウェブサイトに、問題集の特徴や購入方法が記載されていますので是非ご覧ください。
Ⅴ 合否判定と認定証の交付
- 合否判定基準
全問題および専門領域問題の正答率が60%以上、かつ工学基礎の正答率が50%以上の場合のみを合格と判定し、これ以外を不合格と判定します。 - 合否通知
2022年8月末頃、本会ウェブサイトの専門医ページに合格者の受験番号を公示することでお知らせします。 - 認定証の交付
本試験に合格し、本会が適格と審査した方に対しては、認定料の振込確認後、2022年10月1日付けで超音波専門医認定証を交付します。認定料は20,000円(税込)です。
Ⅵ 専門医制度および試験に関するお問い合わせ
氏名・会員番号を明記の上、下記まで文書郵送またはE-mailにてお問い合わせください。
なお、文書郵送の場合、封筒(表書き)に、「超音波専門医制度・問い合わせ」と朱書きしてください。
問い合わせ・郵送先: | 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-23-1お茶の水センタービル6F 公益社団法人日本超音波医学会 「超音波専門医認定試験」係 E-mail:soumu@jsum.or.jp |
Ⅶ その他
- 本認定試験の受験にあたり、不正行為に該当する行為があったと判断した場合、受験資格停止などの処分を行います。
- 提出された申請書類は、一定期間事務局にて保管した後、破棄します。
Ⅷ 専門医認定試験に関する資料(PDF形式)
受験料の振込みについて
- 振込用紙は、郵便局に備え付けのものをご利用ください。
- 振込先
加入者名:公益社団法人日本超音波医学会
通信欄(以下の情報をご記入ください):
*・受験者名 ・会員番号(入会申請中の場合は、受付番号) ・第32回超音波専門医認定試験受験料
- お振込みいただきました後、メール(soumu@jsum.or.jp)にて、以下1・2をご連絡ください。
- 振込日時
- ・受験者名
- ・会員番号(入会申請中の場合は、受付番号)
- ・第32回超音波専門医認定試験受験料
- 振込先
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇一九(ゼロイチキユウ)店 (019)
当座預金口座番号:0093294
口座名義:公益社団法人日本超音波医学会
ご注意 銀行振込の場合、振込人名義を以下のように変更してお振込みください。
振込人名義 + 会員番号(入会申請中の場合は受付番号)
例)チョウオンパタロウ20**00**